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機能性・審美性を追求~しっかり噛めて、キレイな歯並び

矯正治療の大きな目的は、歯並びをキレイに治すことです。しかし、見た目だけがキレイでも、噛み合わせが悪ければ、本来の機能が果たせません。より完成度を高めるために、審美性・機能性の両方を考慮した治療が求められます。
完成度を重視した治療方針
当院では、キレイな歯並びだけでなく、噛み合わせも重視した矯正治療を行っております。

正しい噛み合わせとは、上下・左右・奥歯がしっかり噛み合っていて、上下の歯を合わせたまま下あごを前後左右に動かしたときに、うまく接触する状態のことを指します。このときに問題になることは、あごの関節の位置です。ここにズレや歪みがあると、下あごが不安定になり、噛み合わせに狂いが生じてしまいます。

レントゲン写真や咬合器を使った診断と、顎関節・噛み合わせ・歯並びの総合的な判断により、審美性・機能性に優れた矯正治療を目指しております。

後戻りのない治療で安定した状態を保つ

完成度を重視した治療方針
矯正治療は後戻りがつきものといわれています。なぜなら、歯には元々あった場所に戻ろうとする性質があるからです。だからといって諦めてしまえば、せっかくの治療も無駄になってしまいます。

当院では、できるだけよい状態を保っていただけるよう、後戻りの少ない治療を心がけております。せっかくキレイな歯並びになっても、一時的な美しさであれば、治療を受けた意味が半減してしまいます。よい治療とは、美しい歯並びと快適な噛み合わせをできるだけ長く保っていられる状態にすることです。

全ての患者さんに末長くよい状態でお過ごしいただきたいと願っております。

咬合器で噛み合わせ分析、より確実な治療を目指す

完成度を重視した治療方針
より確実で完成度の高い治療を行うために、咬合器を使った噛み合わせの分析を行っております。

患者さんの歯型を咬合器上で再現し、あごの運動や歯の噛み合わせの位置を分析します。それを基に、理想的な噛み合わせの歯型(模型) を作り、実際にお見せしながら、具体的な治療をご説明いたします。

実際に、ご自身の歯型を見ていただいた方からは、「説明が分かりやすくて、理解しやすい。」と、好評をいただいております。こうした分析は、矯正治療のリスクを減らす上でも、重要な役割を果たします。

シュミレーションソフトを駆使した正確な診断

完成度を重視した治療方針
当院では、コンピュータのシュミレーションソフトを使った、正確な診断を行っています。

コンピュータに取り込んだエックス線画像データと顔写真を基に、歯や噛み合わせの位置を微調整しながら、治療経過を予測していきます。横顔が変化していく様子をシュミレーションし、治療後の状態を確認した上で、治療計画を作成いたします。

具体的な口元の変化を患者さんにお見せすることにより、治療後のイメージを掴んでいただく手助けにもなります。

5つの治療目標で、審美性・機能性を実現

完成度を重視した治療方針
当院では、理想的な矯正治療を行うために、5つの治療目標を掲げております。それらを一つひとつクリアしながら、完成度の高い歯並び・噛み合わせを実現します。

【治療目標1】整った歯並び
矯正治療の1番目の目的は、歯並びを整えることです。八重歯や出っ歯、スキッ歯など、歯の位置を動かしながら、理想的な歯並びに整えていきます。これは、前歯に限らず、見えにくい奥歯も含めた、全ての歯の変化を意味します。


【治療目標2】正しい噛み合わせ
矯正治療の2番目の目的は、正しい噛み合わせです。上下の歯がしっかり噛み合い、歯の機能を充分に発揮できる噛み合わせを作ります。また、歯のすき間や上下のあごのズレがありますと、「サ行」「パ行」などの発音が不明瞭になることがありますが、噛み合わせを治すことによって改善できる場合も少なくありません。


【治療目標3】顔の印象の改善
矯正治療の3番目の目的は、顔の印象の改善です。「口元が出ている。」「笑った時の歯茎が気になる。」といった、口元や顔立ちなどの見た目に関する問題を解消します。一つひとつの歯の位置をきちんとコントロールすることで、見た目を変化させることができます。


【治療目標4】歯のまわりの組織の改善
矯正治療の4番目の目的は、歯の根っこ(歯根)を骨(歯槽骨)の中に戻してあげることです。歯根は歯槽骨の中に埋まっています。ところが、歯並びが悪いと、歯槽骨から歯根がはみ出してしまい、歯周病の原因にも繋がります。この問題は、矯正治療を行い、歯根を歯槽骨の中に戻すことで改善できます。表には見えない場所ですが、歯根をきちんと動かすことは、歯茎のラインを揃えたり、歯周病のリスクを減少させる上でも重要なことです。


【治療目標5】あごの機能性
矯正治療の5番目の目的は、歯とあごの関節を正しく機能させることです。
雑食性のヒトの歯は、肉食動物と草食動物が持つ機能を具備しています。あごの関節は肉食動物のような上下運動と、草食動物特有の円運動の両方が行える形状をしています。顎関節と歯並びに問題がありますと、歯または顎関節、あるいは両方に負担がかかり、噛み合わせなどの機能面に悪い影響を与えます。このように、顎関節とそれぞれの歯が本来の役割を発揮できるように歯並びを治すことが、矯正治療の目的となります。

矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について

1.最初は矯正装置による不快感、痛み等があるものの、数日から1、2週間で慣れることが多いです。
2.歯の動き方には個人差があるため、想定した治療期間が延長する可能性があります。
3.装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療は患者さんの努力が必要となります。それらが治療結果や治療期間に影響します。
4.治療中は、装置が付くため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まるため、丁寧なブラッシングや、定期的なメンテナンスが重要になります。また、歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
5.歯を動かすことで歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がることがあります。
6.ごくまれに歯が骨と癒着し、歯が動かないことがあります。
7.ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受け、壊死することがあります。
8.治療中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
9.治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
10.様々な問題による影響で、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
11.歯の形を修正や、咬み合わせの微調整を行う可能性があります。
12.矯正装置を誤飲する可能性があります。
13.装置を外す際、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
14.装置を外した後、保定装置を指示通り使用しないため、後戻りの生じる可能性が高くなります。
15.装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす可能性があります。
16.あごの成長発育により咬み合わせや歯並びが変化する可能性があります。
17.治療後に親知らずが生え、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせると咬み合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。
18.矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。

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